セグウェイツアーin二子玉川 ツアー計画認定

セグウェイツアーin二子玉川

かなり待ちましたが、昨日2016年4月5日にリリースが出て、各所で報道されたとおり「セグウェイツアーin二子玉川」がやっと実施されることになりました。

リリースによると昨日4月5日から試験運用によって安全性を実証し、夏を目途に有料で一般向けにツアーを開始するようです。SegTabiでは、このセグウェイツアーを一般の報道とは異なる視点で見てみたいと思います。

経済産業省のリリース 別紙1から

本ツアーについては、事業所管である経済産業省からもリリースが出ており、これを見ているとツアーの様子が詳しく見えてきます。

申請事業者はセグウェイジャパンと東急電鉄の共同申請になっています。

ツアーの内容を抜粋すると次のとおりです。

  • 2016年3月(認定の日)から2018年3月まで
  • 日出から日没までの時間帯
  • 東京都世田谷区玉川地区(二子玉川駅周辺や二子玉川公園など)のうち道路使用許可を得た日時、場所
  • 搭乗型移動支援ロボットは、SEGWAY PT i2、SEGWAY PT i2 SE、ジェニーモビリティ
    (最高速度を時速6キロメートルに設定)
  • ツアー参加者8名以下、保安要員2名が縦一列になって走行
  • ツアー参加者は普通自動車免許、普通自動二輪免許などの保持者
    (未成年者は親権者の同意書必要)
  • セグウェイジャパンによるインストラクター資格を取得した保安要員が隊列の先頭と最後尾を走行し、常に周囲の状況に注意を払いながら、ツアー参加者や他の交通主体に対する指示や注意喚起などを行う。

最高速度は時速6キロメートルということですから、いわゆる”かめモード”の状態でのツアーになります。そして、面白いのは椅子型のジェニーモビリティが登録されていること。つくばの実証実験でもジェニーが活用されていますが、ここでも何らかの実験が行われるのではないかと思います。

経産省リリース 別紙2からさらに詳しく

残念ながら、私が二子玉川という場所に詳しくないため、細かい情報を加えきれないもどかしさがありますが、一般に報道されている内容より更に詳しい内容がわかります。

まずは目標!

3.認定新事業活動計画の目標
欧州・米国等を中心に都市観光・周遊や街の巡回等に利用されている、搭乗型移動支援ロボットを活用したサービスを国内都市部の街づくりの観点から導入することで、都市の魅力向上に資する新たなサービスパッケージを開発する。

SegTabiとしてはここを楽しみにしています。都市部の街づくりにパーソナルモビリティがどのように馴染んでいくのか、またどのような観光資源になりうるのか、いろいろな観点で活動をしてもらいたいです。そして、この試みで得たものは、二子玉川だけでクローズするのではなく、全国のパーソナルモビリティによるアクティビティに拡げてもらいたいですね。

目標はこのくらいにして、いちばん気になるのはコースですよね。別紙2には下の方に記載がありますが、このように記載されています。

(2)新事業活動を行う場所の住所

東京都世田谷区玉川地区(玉川1~4丁目、瀬田1・3・4丁目、二子玉川公園、兵庫島公園・二子玉川緑地運動場を含む玉川1・3丁目・鎌田1・3丁 目に隣接する河川敷地)のうち道路使用許可を得た場所。

ということになります。住所的に瀬田というところが入っているため、河川敷だけではなく、比較的広い地域をエリアとしているようです。河川敷も二子玉川公園、兵庫島公園、二子玉川緑地運動場ということで二子玉川駅を挟んで南北に比較的広いエリアになっています。日経新聞の記事では、「週2回程度開催」「全長約6キロのコースを約1時間かけて回る。うち2キロ弱は公道を走る」とあります。机上で想定しているコースでの運用を試験運用で試み、安全性などを確認した後に最終的なコースの確定をするのではないかと想像します。

走行ルートの周囲には公道等実証実験を行っていることを周知するための看板を設置する。

と別記がありますし、すでに写真のような看板の設置がされているようなので、お近くの方はコースになりそうな場所が想定できるのではないでしょうか。
(このページの写真は、二子玉川のあたりにお住まいの方からご提供いただきました。ありがとうございました。)

利用するセグウェイについては、

② 搭乗型移動支援ロボット
新事業活動で使用する搭乗型移動支援ロボットは、道路外において走行時の安全性及び安定性に関する実験が十分に実施された次の種類のものであって、 あらかじめ道路運送車両の保安基準の緩和措置を受けたものを使用する。
 ・SEGWAY PT i2
 ・SEGWAY PT i2 SE
 ・ジェニーモビリティ
なお、いずれも最高速度が時速6キロメートルに制限されるよう設定し使用する。

と記載があります。街乗りですので、i2が選択されています。上述したとおり”かめモード”での運用になり、つくばや豊田のウイングレットと同様に(簡易的な)警笛が取り付けられ、ナンバープレートを取得されたものになるのでしょうね。

開催日については、このような記載があります。

③ 日時
日出から日没までの時間帯に実施する(日没前でも、暗くなり視認性が低下する場合は、安全な走行に必要な灯火をつけて走行する)。 なお、保育園の前面に位置する道路は、平日の登園・降園の時間帯には走行しない。また、路面凍結時(降雪時)、雷警報発生時その他の安全走行に支障があると判断される場合は実施しない。

灯火の利用が明示されていますが、これは開催時間を制限することでクリアできるような気がしますのでセグウェイに灯火設備を搭載するかは読み取れません。また、平日の登園・降園の時間帯は走行しないということなので、週2回程度開催という日経新聞の記事からみると週末の開催になりそうです。花火などイベントなどが開催される時も安全走行に支障があるということで、中止になるでしょうね。

なお、ツアー参加者の条件に関しては、つくばのシティツアー(公道利用)と同じような条件のようです。ただし、この書面には日本語の要件について記載されていないですが、ツアーサイトと思われるサイトのセグウェイツアー概要を見るとつくば同様に日本語の要件は含まれるようです。(つくばの条件:[SegTabi]セグウェイに乗りたい!簡単に乗れるの?

隊列については、次のような記載があります。

⑤ 隊列
最大10名(ツアー参加者8名以下、保安要員2名)が縦一列になって走行する。保安要員は列の先頭と最後尾に位置し、視認性の高い服装をすることで隊列の始まりと終わりが分かるようにする。

先頭と最後尾がわかりやすい服装をした保安要員(インストラクター)が前後をはさみ、隊列を組むということです。セントレアでインストラクターを含んで10名というツアーを見ますが、相当目立つ隊列になります。それで街なかを走るとなるとかっこいいでしょうね! ただし、上述のツアーサイトのセグウェイツアー概要を見ると1回の参加者は最大8名(インストラクターを入れて最大10名)と記載されていることから、届け出より絞っての開催になるようです。

話はそれますが、今年のゴールデンウィークにセントレアではツアー参加者10名、インストラクター2名の12名の隊列に参加できますよ。(参考:[SegTabi]サミットの影響がここにも?(続報)

インストラクターについては、

幅員3.0メートル未満の自転車歩行者専用道路又は普通自転車歩道通行可の交通規制が実施されている歩道を通行するときは、当該箇所に保安要員(搭乗型移動支援ロボット又は自転車に搭乗していない者に限る)を配置する。

と記載があり、条件によってはセグウェイに乗らない3人目を配置する必要がありそうです。昨年までのつくばのシティツアーは、自転車の並走者がいて、横断歩道などには先回りして、安全確認をしていたこともあり、当初は同じような運用を想定している部分もあるかもしれません。また、安全走行の確保のために定期的なインストラクターからのヒアリングなどに基づいたヒヤリハットマップなどを整備し運用するというような記述もあり、安全走行についてのPDCAサイクルをまわしながら安全なツアー開催を行うことを指しているのかもしれませんね。

何にしても安全にツアーが開催されることが、今後のことを考えてもいちばん大切なことです。ここを忘れずに良いツアーを開催してもらいたいですね。私も機会を見つけて早いうちに乗ってみたいですが、最初のうちは予約が取れないんでしょうね。取材ということで乗せてもらえないかな?(笑)

東京23区内での初めて公道セグウェイツアー。全国的にもまだ2カ所目です。二子玉川でのセグウェイスマイル楽しみです。

経済産業省のリリースへ(別のウインドウで開きます)
セグウェイガイドツアーin二子玉川へ(別のウインドウで開きます)

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