トレーニング
今回のツアーのインストラクターは、セグウェイジャパンの秋元さんでした。秋元さんの講習を受けるのは初めてのだったのですが、私は衝撃を受けました。この講習を受けたことで、本ブログの「セグウェイに乗りたい！簡単に乗れるの？」の記事を一部見直さないといけないと思いました。
今回のツアーの講習はとてもしっかりと行われました。いままででいちばんしっかりとしたものでした。これが私にとって新鮮でとても良かったのです。
セグウェイに乗るのにいちばん大切なことは、インストラクターの話すことをしっかりと聞き、しっかりとこなす事。
初めての方にこんな声かけがありました。
・緊張すると（インストラクターの声が）聞こえなくなる
・（指示以外のことを）いろいろやらない
・聴くレベルを上げて欲しい
・話しかけている時に上を見たり、下を見ない
・言われたことに従う
・自分の中で判断をしない、指示を無視しない
・うまくいかないと思う前に行く方向を見ること
・怖かったら丁寧に。だいたいこうでしょ！というようにならないように
・下を見たまま進むと思うと身体が動かなくなって思うところに進まない
・（ゲストを褒めることについて）言ったことをやってもらって、僕が合意できたことを喜んでいるということをわかってもらいたいということ（だったかな？）
初めての方はとても緊張していましたが、インストラクター側から見ると、ゲストがインストラクターの話をしっかりと聞いて、ルールを守ってくれる人である、という認識を持てる関係を構築できると、安全なツアーが開催できるということなんですね。
・20km/hも出る能力のある乗り物です。20km/hのダッシュができる50kg体重が増えた鉄の棒を持った大男になっている。暴走すると怖いですよね。
という言葉もありました。
特に観光地で人の多いところ。よそ見をしながら、突っ込んでくる観光客もいるかもしれません。慣れない場所ですし、この講習の必要性をすごく感じました。
セグウェイに限らずアクティビティツアーに参加する時、インストラクターの方の指示を一生懸命聞き、指示に従うことを大切にしたいと思います。
笑顔のコミュニケーション
トレーニングにシビれてしまい、この後のツアーは余韻のような、夢のようなとっても楽しい時間でした。
観光客の方も興味津々。日本人にも外国人にもたくさん写真を撮られましたよ！
笑顔全開、手もたくさん降りました！そして、たくさんの笑顔ももらいましたよ！そんな笑顔のコミュニケーションがとても楽しかったです。
講習場所（唐門と南門の間）をスタートしたツアーは、桃山門から本丸御殿を反時計回りに回るコースへ。桃山門を通り鳴子門、清流園の横を抜け、北中仕切門、西北土蔵の前を通り、内堀の橋を渡って、坂を上り、本丸御殿の玄関へ。写真を撮って、坂を下って、元の道へ。西南土蔵前を通り、芝生広場へ。芝生でセグウェイの最高速を楽しみ、南中切門を抜け、また講習場所あたりへ。ここで写真撮影会を行い、しばしの自由時間。最終的に南門の講習場所に戻りツアー終了となりました。
最初はぎこちなかった初めての方も、ツアーが終わると笑顔いっぱい。
「慣れた頃に終わってしまって残念」ということでした。
長かった準備期間
観光客とのふれあい
「京都でツアーをやりたいね。」という話をしてからここまで5年かかったそうです。今回の二条城も夏頃から下見を始めて、何度も何度も現地確認をして、やっとの開催だったようです。
前記事の一番上の着物姿のセグウェイの写真はプレイベント様子ですが、着物姿のセグウェイとても格好良いです。せっかく開催できたこの二条城の開催実績を活かして、観光都市のアクティビティとしての京都のセグウェイツアーが続いていってほしい。そう願うばかりです。
セグウェイに乗って風を切るだけでもなく、セグウェイで風景を見るだけでもなく、歩いて観光する大勢の観光客の方と一体になれるとっても楽しいツアーでした。また開催されれば参加してみたいツアーです。
※本ページのツアーの様子の写真は、セグウェイツアーin二条城よりご提供いただきました。
